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Student Interviews

学年はインタビュー当時

今取り組んでいる研究テーマを満足するまで突き詰めたい
鈴木和磨さん

理学部化学科 博士課程後期 1年の鈴木和磨さんに大学での研究生活について伺いました。
インタビュー:鈴木和磨
1.東北大学大学院理学研究科化学専攻で博士課程への進学を決めた理由はなんですか?

私の場合、化学科を積極的に選んだわけではありません。受験当時は物理学を学びたかったので、前期に東北大の物理学科を第一志望として受験しました。しかし物理学科には受からず、第二志望の化学科に合格しました。この時他にも選択肢はあったのですが、化学科でも物理に近いことは学べるだろうという考えがあったので東北大の化学科を選びました。博士課程への進学を決めたのは、今取り組んでいる研究テーマが好きだというのが大きいです。

2.実際に進学してみてどうでしたか?

博士課程に進学して何かが劇的に変わったわけではないですが、学部・修士時代よりも俯瞰的に自分の研究分野を見られるようになったと思います。

3.現在取り組んでいる研究テーマや研究室生活について教えて下さい。

化学というと白衣を着て実験する姿を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、私たちの研究室では、数式やコンピューターを駆使して化学を研究しています。その中で私が現在取り組んでいるテーマは、「ガウス関数を用いた原子・分子ダイナミクスシミュレーション法の開発と応用」です。優れた性質を持つガウス関数を利用した、原子・分子の複雑な運動にも適用できる計算法の開発を目指しています。計算法の開発ということで、研究室にいる間はプログラムを書いている時間が多いです。

4.将来の目標を教えて下さい。

将来は計算系に力を入れている化学メーカーに研究者として就職したいと考えています。卒業後に後悔しないように、今取り組んでいる研究テーマを自分が満足するまで突き詰めたいです。

-ありがとうございました。
2020年1月当時の学年となっております。
影
  • 東北大学
  • 東北大学大学院理学研究科・理学部
  • 東北大学巨大分子解析研究センター
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