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仙台での生活

仙台での生活

 伊達政宗により興された宮城県仙台市は人口が100万人を超える東北地方の中心都市で、昔から、杜の都仙台、学都仙台などの呼び名で親しまれています。仙台市青葉区にある東北大学理学部化学科は、宮城県の東部に位置しています。仙台平野が広がり、かつ太平洋に面しているため海風が入りやすく、夏の暑さはあまり厳しくありません。さらに東北地方の中では冬もわりあい暖かく、一年を通じて比較的穏やかな気候です。

 仙台の四季は、春の「お花見」に始まります。夏は全国から見物客が訪れる「仙台七夕まつり」が開催され、前夜祭の花火大会も多くの観客に楽しまれています。秋になると仙台の秋の風物詩「芋煮会」が、広瀬川の河原などで行われます。理学部化学科の研究室でもそれぞれ芋煮会をして親睦を深めています。冬は「SENDAI光のページェント」があり、街のケヤキ並木が数十万個の電球でライトアップされます。このように季節を満喫するイベントが、仙台には数多くあります。

 仙台の街は、食事やショッピングが楽しめる暮らしやすい街です。一番町などの中心街には、美味しいレストランから、学生のお財布に優しいコストパフォーマンスに優れたお店まで、食事を楽しめるいろいろなお店があります。また、ショッピングエリアも満載です。アミューズメント施設やイベントホールも数多くあります。プロ野球、サッカー、バスケットボールなどのプロスポーツも盛んで、街は活気にあふれています。

仙台での生活:地図

仙台での生活

・出典:東北大学案内P69[仙台ってどんな街?]

 ところで、東北大学の入学者に占める宮城県出身者の割合は15.4 %(平成27年度)です。よって、入学者の8割以上が宮城県以外から仙台に来ています。実家を離れて、初めて一人暮らしの新生活を始める方も毎年数多くいます。受験生の方の中には、初めての仙台での生活に不安を覚える方もいらっしゃるかもしれません。そこで以下では、東北大学理学部化学科での「通学」「住宅」「食事」についてご案内します。受験や新生活の準備については、以下の東北大学生活協同組合のホームページも参考にして下さい。

・東北大生協の受験生・新入生サポートホームページ https://newlife.u-coop.or.jp/tohoku/

1. 通学

 自宅生を含めた調査では、通学に要する時間は片道30分以内が大部分です。学部生の場合、大学まで徒歩・自転車で通学できるエリアに多く居住しています。東北大学理学部化学科のある「北青葉山キャンパス」へは、仙台駅から地下鉄東西線で5駅目の「青葉山駅」で下車して、徒歩5分で行くことができます。地下鉄は朝の通学時間帯には約5分間隔で運行されています。そのため、天候に左右されず、安全で定時の通学ができます。通学定期券は「区間定期券」のほか、全線で乗り降り自由の「学都仙台 市バス・地下鉄フリーパス」が販売されています。地下鉄については、以下の仙台市交通局のホームページも参考にして下さい。

・仙台市交通局ホームページ https://www.kotsu.city.sendai.jp/

2. 住宅

 仙台は便利で暮らしやすい街であるとともに、自然環境に恵まれ、気候的にも住みやすい街と言われています。仙台の街は学生向けのアパートと中心街が比較的近距離にあり、学生にとって過ごしやすいのが特長です。家賃は東北の他の都市よりは割高ですが、東京、大阪、名古屋などに比べると格安で住むことができます。仙台市内には多数のアパート・マンションがあります。家賃2万円台の1Kタイプから様々な物件がありますが、大部分は3万円台から6万円台前半の物件です。住まい・アパート情報については、以下の東北大学生活協同組合のホームページも参考にして下さい。

・東北大学生活協同組合 住まい・共済のページ http://www.coop.org.tohoku.ac.jp/service/

3. 食事

 宮城・仙台は、お米、魚介類、牛タンなど、食が豊かで充実しています。東北大学の各キャンパスには、大学生協のいろいろな学食、レストランがあり、東北大生の食事を支えています。理学部化学科のある北青葉山キャンパスには、理薬食堂カフェテリア、麺コーナー、レストラン「AOSIS」、セブンイレブンがあります。さらにカフェ「Espace Ouvert」には、ワンコインランチをはじめ、野菜たっぷりのワンプレートや、どんぶりなど多彩なメニューがそろっています。キャンパスでの食事については、以下のホームページも参考にして下さい。

・東北大学生活協同組合 食のページ http://www.coop.org.tohoku.ac.jp/foodservice/

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