Education


Student Interviews

学年はインタビュー当時

基礎的理解の徹底と発想力の向上

東北大学理学部化学科 1年
野原 翔馬さん

東北大学理学部化学科1年野原翔馬さんに大学での研究生活について伺いました。
インタビュー:野原 翔馬
なぜ東北大学理学部化学科を受験しようと思いましたか?入試対策についても教えてください。

私が東北大学理学部化学科を受験した理由は、「学問をする環境」と「研究をする環境」の双方に魅力を感じたからです。私は、大学では研鑽し合える仲間とともに幅広い学問に取り組みたいと考えていました。そのような友人を多く作れ、1・2年次には文理の枠を越えて学べる東北大学は、私が抱く大学での学びの理想に近い場だと感じたのです。さらに、東北大学は研究設備が充実しており、研究室の数・分野も豊富です。入学後の興味に応じて幅広い分野から選べるという安心感は、私にとって心惹かれるものでした。私は後期試験での受験でしたが、前期・後期・私立のすべての受験大学が2次試験を重視していたため、2次試験対策を中心に行いました。その際、私が意識していたことは、基礎的理解の徹底と発想力の向上です。特に理科においては、発展的問題を通し、どのような状況にも対応できるような根本原理への理解を定着させました。

新しく始まった大学生活をどのように感じていますか?また今後の抱負について聞かせてください。

現在もなお、新型コロナウイルス感染拡大防止のためにオンライン授業が一部行われているものの、感染対策を講じることで対面授業が主となっています。そのため、学部を問わず様々な人と交流が出来ています。また、既に切磋琢磨し合える友人もでき、課題に一緒に取り組んだり、講義の範囲を超える勉強や議論をしたりと、充実した生活を送れています。私は将来、多様な科学的視点を携えた研究者となることを目指しています。そのために、化学を軸にしつつもその枠にとらわれることなく、自然科学全般への知識および洞察力を磨いていきたいです。併せて、それらの学問の繋がりをとらえることで、学びをさらに深めていきたいと思います。

-ありがとうございました。
出身校:茨城県立土浦第一高等学校
2022年6月1日当時の学年となっております。
影
  • 東北大学
  • 東北大学大学院理学研究科・理学部
  • 東北大学巨大分子解析研究センター
| ENGLISH |