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Student Interviews

学年はインタビュー当時

化学の第一線の充実した環境で仲間と楽しく学ぶ

東北大学理学部化学科 1年
中川 鈴彩さん

理学部化学科 1年の中川 鈴彩さんに大学での研究生活について伺いました。
インタビュー:中川 鈴彩
東北大学理学部化学科を選んだきっかけや理由は何ですか?入試対策についても教えてください。

私が東北大学理学部化学科を受験した理由は、化学の第一線で学び、化学の本質である「物質」について探究したいと思ったからです。私は小学生の頃からよく父に科学館や科学のイベントに連れて行ってもらい、科学全般に興味を持ち始め、高校では自然科学部に所属し、北海道美瑛町にある「青い池」の水の色について研究していました。研究を進める中で、私はコロイド溶液への興味を深め、天然に存在するコロイドの組成や性質についてより専門的に学び、研究をしたいと思うようになりました。 受験勉強ではAO入試II期で受験したため、化学に重点を置いて勉強をしました。高校の化学の授業では、教科書をひと通り予習して臨み、その復習や発展的な内容の確認ができるようにしました。英語や数学は、授業や放課後講習に積極的に参加し、演習問題の答案を先生に見てもらい解き直すことで力をつけました。AO入試は学力重視ではありますが、面接試験は大学側に化学に対する自分の思いを伝える機会であるため、興味・関心や学ぶ意欲を上手く伝えられるよう努力しました。

※東北大学理学部では、AO入試と一般入試(前期・後期)を実施しています。

新しく始まった大学生活をどのように感じていますか?また、今後の抱負について聞かせて下さい。

現在、新型コロナウィルス感染拡大防止のための学内制限により、対面とオンラインのハイブリット型授業が行われています。それにより、同じ学科の人とあまり会えない状況が続いており、少し残念に思います。そのためDiscordやTwitterなどのSNSで他学部の人とも交流し、仲を深めています。大学の講義内容は難しいですがとても面白く、楽しんで学ぶことができています。基本、私は毎日大学に行き、空きコマや休み時間は友人と課題や勉強などをしています。お互いの得意科目を教え合ったり、自主ゼミを開いて勉強する友人もでき、制限があるものの、とても充実した大学生活を送っています。私は将来、研究職に就きたいと考えています。そのために化学を主とした自然科学に対する好奇心と学習意欲、考察力を持ち、これらの力を養うとともに、これからも切磋琢磨する仲間と優れた先生方のもとで学びを深めていきたいと思います。

-ありがとうございました。
2021年6月1日当時の学年となっております。
影
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