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Student Interviews

学年はインタビュー当時

国際的な場で活躍できる人間になりたい

東北大学理学部化学科4年生
布施 大輝さん

理学部化学科4年生の布施大輝さんに大学での研究生活について伺いました。
インタビュー:布施 大輝
現在取り組んでいる研究テーマや研究室生活について教えてください。

私は分子クラスターと呼ばれる分子の集団にレーザー光を照射し、構造や反応性などの分子の性質を解明する研究をしています。具体的には、星間物質の中でアミノ酸生成のもととなる物質の候補の1つであるヒダトインという分子のクラスターのレーザー分光研究をしています。実験結果を研究室内の先生方と議論したり、学術論文を読んだりして研究内容についての理解を深めています。週1回開かれるミーティングでは、海外の論文紹介や各々の研究の進捗報告が行われ、研究室のメンバー同士での活発な意見交換の場となっています。また、コロナの影響で現在は行えていませんが、例年は、花見や芋煮会などといった研究室の人たちとの親睦をより深められる行事を行っています。このように好きなだけ学問に打ち込むことができ、とても充実した研究室生活を送っています。

化学で学んだことを生かして、将来はどのように社会で活躍したいと思いますか?

研究を進めていると予想した結果が得られないことや、そもそも実験がうまく進まず途中で躓くことがあります。日頃からその原因を追及するために先生や先輩方との議論を繰り返すことで、自分の考えを整理し発信する力や問題解決能力が養われています。また、共同研究をしている海外の研究グループとのやりとりや留学生との交流を通じて英語力も身についています。これらの能力を活かして、国際的な場で活躍できる人間になりたいです。今後は、自分の専門に加えて様々な分野の方々と交流をすることでさらに幅広い知識を身につけ、自分がどの分野で社会により貢献できるかを見つけていきたいです。

-ありがとうございました。
出身校:新潟県立高田高等学校
2022年6月1日当時の学年となっております。
影
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  • 東北大学大学院理学研究科・理学部
  • 東北大学巨大分子解析研究センター
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